現在/過去/未来(2)

松田町の町長選挙まで、あと1か月となり、現職と新人による一騎打ちで熱を帯びています。新人候補の経歴は、FUJIFILMやグループ会社で統括管理職を務め、58歳で早期退職したと言うところまで私と同じなので、期待して応援しようと考えました。
しかし公約を見ると、「チェンジ」というキャッチフレーズとは裏腹に、従来から言われてきた内容の焼き直しにとどまっており、FUJIFILM SPIRITSに示される様な「身の丈を超えた大胆な挑戦」・「アスピレーション(大志)」・「イノベーション(改革)」があまり感じられません。職場の先輩としては少々残念です。少子高齢化対策には、他所から大胆に人を呼び込むのは必須です。神奈川県内だけでなく全国のロールモデルとなっている「開成町」の施策を参考にして、広域連携を目指した取り組みを進めていただきたいと思います。
一方、現職は市街地再開発事業について、DDDM(事実やデータに基づく意思決定)に沿って、具体的な計画を公約として掲げています。少子高齢化対策として110戸のマンション建設を計画し、子育て世代を呼び込んで定住人口の増加を図る方針です。ここまで具体的なデータで公約を示せる首長は、神奈川県内でも珍しい存在だと思います。
開発投資を積極的に進めた開成町が人口増加率県内1位となり、逆に投資を怠った山北町が人口減少率1位になったのは前回お話しした通りです。「チルドレン・ファースト」は待ったなしです。選択肢ははっきりしています。新松田駅周辺の再開発は、大胆に進めるべきです。


