洞察力・分析力・ 先見力

洞察力とは、物事の表面的な部分だけでなくその奥に隠れた本質や見えない部分まで見抜く力の事です。
分析力とは、得られた情報を分解・整理し、因果関係やパターンを明らかにする論理的な思考力です。
先見力とは、現状のデータや情報、過去の経験に基づいて、将来の動向や起こり得る結果を予測する能力を指します。
いずれも、組織(国、地域社会、企業)の将来の繁栄・発展の為には欠かせない重要な要素です。
本来、組織のリーダーは、上記の力に精通して、長期的なビジョンや経営戦略を持ち、メンバーに示すべき存在です。しかし昨今の国会は、目先の財政問題や政党間の駆け引きに振り回され、本来の姿を見失っています。親がだらしないと子も引き締まらないように、地方にも停滞ムードが広がり、見るに忍びない自治体も散見されます。
又、有識者と呼ばれる人々も小粒化し、自分の立場だけで発言する傾向が目立ちます。さらに一部メディア、特にSNSでは、正論よりもギャグやパロディ、誹謗中傷、さらには炎上を煽るような発信まで氾濫しています。
少子化が深刻な中、高齢者の一員として、このようなみっともない姿を、将来の日本を担う若者たちに見せたくはありません。
一方で、SNSもAIも、高齢者にとっても有効な意志表示の手段です。使い勝手にハンディはあっても、臆せず発信していくべきだと思います。
過去の蛮行を上書きして美化する風潮には断固反対ですが、戦後の焼け野原から「Japan as No.1」と言われるまでに高度成長を成し遂げた昭和人の力――特に理論と現場を融合させて日本をモノづくり大国にした力――は誇って良いと思います。
もちろん、是々非々があり、価値観は時代とともに変わります。それでも、歴史を正しく後世に伝えていくことが大切だと思います。


