少子高齢化を分析する(1)

「少子高齢化問題」を理解しやすくするために、イラスト付きの漫画を作りました。

以前にも述べましたが、「高齢者比率増」という点だけに注目するのは片手落ちです。もっと大事なのは、働き手である生産年齢人口をどう維持するかという視点です。そのためには、高齢者(グラフの赤色)に対して、どれだけ子ども(グラフの青色)がいるかというバランスを見る必要があります。

例え話をすると、国の力を「銀行の預金残高=生産年齢人口」だと考えてみましょう。
このとき、高齢者は「引き出し額」、子どもは「預け入れ額」となります。

アメリカ、イギリス、フランス、中国、ロシアなど世界の主要な国々では、高齢者と子どもの割合がだいたい1対1になっています。つまり、生産年齢人口(=預金残高)は安定しています。

しかし日本では、高齢者1人に対して子どもが約0.37人(=比率2.67)しかいません。
このままでは「預金残高=生産年齢人口」がどんどん減っていきます。しかも、これは一時的な問題ではなく、今後ずっと続く深刻な傾向です。

一方、多くの新興国やBRICS諸国では、高齢者よりも子どもが多く、この先「預金残高=生産年齢人口」はどんどん増えていきます

このような問題は、日本が世界でいち早く直面している、とても特別で深刻な状況です。
欧米の価値観や施策は日本には当てはまりません。
私たちは、日本独自の解決策や進むべき道を考えていく必要があります。

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