少子高齢化を分析する(5)




前回、開成町(少子高齢化率1.84)が、「2050年自立持続可能自治体」に指定されている事に触れましたが、隣の静岡県と山梨県にもそれぞれ小規模ながら特徴ある街づくりで「自立持続可能自治体」に指定されている自治体が1つづつあります。
静岡県 長泉町と山梨県 忍野村です。因みに少子高齢化率はそれぞれ長泉町(1.38)、忍野村(1.34)です。
これら3自治体はいずれも、観光資源に恵まれながらも、観光のみに依存せず、産業・雇用・少子対策がバランス良く整っている点が特徴です。
その為、富士箱根伊豆国立公園内の近隣の名立たる自治体(箱根、湯河原、熱海、下田等)が“消滅可能性自治体”に指定されている中で、県を代表する“自立持続可能自治体”として評価されています。
共通の強み
➀受け入れる姿勢(政治力)、地勢(1次、2次、3次産業がバランス良く共存)が整っている。
特に地域の農業(1次)、観光(3次)の他に 強力な⁑2次産業を抱えているのが強みです。
➁将来を担う先端技術・事業の拠点が存在し、3M(ヒト・モノ・カネ)の集結力に結び着いている。
⁑開成町 「富士フイルム先進研究所」 次世代高機能先進技術・医療技術の研究開発拠点
⁑長泉町 「県立がんセンター」 “ファルマバレープロジェクト”による地域医療と産業の集積地区
⁑忍野村 「ファナック本社」 産業用ロボットを中心とした世界的FA技術の開発生産拠点


