エンディングノート

先日、長嶋茂雄さんが亡くなりました。彼は、田中角栄、石原裕次郎、美空ひばりと並ぶ、昭和という時代を象徴するスーパースターでした。泥臭さとスマートさが矛盾なく共存した存在で、まさに昭和の精神そのものだったと思います。

裕次郎さん、ひばりさん、そして長嶋さんは、私たち団塊世代より一回り上の世代ですが、子どもだった私たちに「夢」を与えてくれました。彼らの存在は、高度経済成長期の日本を精神的に支える大きな力になったと思います。

本日、私は78歳の誕生日を迎えました。2025年現在、日本の男性の平均寿命は約81歳平均余命は約88歳とされています。これまで大きな病気もなく誕生日を迎えられたことに感謝するとともに、長嶋さんのように、少なくともあと10年、少なくとも平均余命まで生きていたいと願っています。

最近では「人生100年時代」と言われます。かつては「年金100年安心」や「一億総中流」など、政治家やマスコミが耳ざわりの良い言葉を繰り返してきましたが、どれも現実とはかけ離れており、空虚に響きます。

いまの国の政治は、目先のことばかりにとらわれ、将来を見据えた長期的な視点、「国家100年の計」はおろか、「25年の計」ですら立てられないのが実情です。地方自治体も国に倣い、同じような方向を向いています。

正直、あと10年ほどでこの世を去る立場として、私たちの子や孫の世代に、希望のない「ディストピア」を残したくはありません

明治維新、大正デモクラシー、昭和の戦争と敗戦、そして復興とグローバル化——日本は歴史の中で数々の変化を経験してきました。しかし、今その積み重ねがほころび、国家としての土台が揺らいでいます。今こそ、日本のかたちを根本から見直す時だと思います。

私は高齢者として、政治の最前線に立つつもりはありません。しかし何度も申し上げてきたように、「少子高齢化」は日本固有の深刻な問題であり、他の先進国には見られない特殊な状況です。とりわけ、我が故郷・神奈川県西部は、開成町を除き消滅の危機にある地域のひとつです。

そこで、私が人生の最終章として考える「エンディングノート」とは、個人のものにとどまらず、日本という国全体の将来を見据えた“処方箋”でもあります。国民の視点から、以下の3つの柱で提言をまとめたいと思います。

  1. 教育

  2. 住まい

以上を出発点として、より良い未来のための提案を続けていきます。

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