デンマークが男女平等の徴兵制に

デンマークが男女平等の徴兵制に ロシアの脅威と安全保障懸念で防衛力強化へ
(要約)
デンマークは2025年7月以降に18歳になる女性にも、徴兵の適性審査登録を義務付けることを決定した。これは、男性と同様の扱いにすることで男女平等を図りつつ、欧州の安全保障環境の変化に対応し防衛力を強化する狙いがある。
政府はNATO目標達成に向けて、今後5年間で約8500億円の国防費増額を予定している。現在の制度では、男性は志願者不足に備えて適性審査を義務づけられており、女性兵士からは今回の変更を評価する声もある。
さらに2026年から兵役期間は4カ月から11カ月に延長され、年間兵役者数も2033年までに現在の4000人から6500人に増加する見通し。
詳しくは次記参照
デンマーク、女性も徴兵制度適用 男女平等と防衛体制の強化が狙い(ロイター) - Yahoo!ニュース
世界中のいろいろな場所で、軍拡の流れに向かっている事態を憂慮します。
・・・或る日、ソーレのオフィスでマリー、ベニー、テレーサと打ち合わせをしていた時、突然、耳を裂く様な大容量のグォーッと言う爆音がした。窓の外を見ると地上スレスレに戦闘機の様な機体が飛んでいる。一瞬、墜落事故かと思った直後、入り口側の窓越しに軍用車が数台乗りつけて駐車した。すぐさまライフルを抱えて武装した兵士が数名ドタドタと事務所内に入って来て、我々に銃を向けた。私は目の前で起きている現象が理解出来なかった。
テロ、ロシア軍の侵攻?まさか?血が凍り付く様な思いがした。然し、驚いた事に極度な緊張で我を忘れそうになっている私と異なり、他の連中は平然としている。実はNATO軍の抜き打ち合同演習だった。自国の軍隊を保有しないこの国は国防をNATOに頼っているので、時々この様な訓練があるのだそうだ。
ひとまず落ち着いて、事務所の前の道路の向かい側に広がるゴルフ場へ続く草原に目を向けると、多数の迷彩色の兵士達が匍匐前進をしていて壮観だった。
「ビックリするのも無理ないわね。第2次世界大戦でナチがデンマークを占領したのを連合軍が解放した。私は知らないけど、両親が語っていたのを思い出すわ。
その時以来、我が国はNATO軍に頼らざるを得ないのよ。小国の宿命よ」・・・第10章 マリー 416頁より


